生命保険でできること~③死亡~
それでは③死亡です!
亡くなったときの備えについては、
死亡保険金という言葉の通り、
亡くなったときに遺された家族が保険金を受け取ることができる、というものです。
ここでひとつの疑問がわくかと思います。
死亡保険金っていくら掛けたら良いの?
そもそもこの疑問がわかなかったという方は要注意。
すでに自分にとってぴったりな額がわかっているか、
保険会社の営業員の言うままの額で
なんとな~く加入してしまっているか、のどちらかです。
よくわからないまま加入してしまっているケースが
圧倒的に多いと思います・・・。
でも大丈夫!
これもとても簡単な話です。
死亡保険金の額は、
受け取る家族が何の目的で使うのか?
目的別にイメージすれば簡単にわかります。
目的は大きくわけて3つ。
1.生活費
遺された家族の生活費ですね。
ただ遺された家族が、生活費を保険金で残さなくてもOKということも
ままあります。
遺された家族(例えば奥さま)がバリバリ働いていて
全く問題ない、とか、子どもが経済的に自立していて全く問題ない、とか。
家族によって異なります。
加えて、日本には遺族年金という優れた社会保障制度がありますので
これをふまえて必要な額を検討していけばOKです。
詳しくは別の機会に書いていきます。
2.教育費
子どもが小さくこれから教育費がかかる!という場合は、
教育費目的の死亡保険金が必要だと感じる家族もあります。
あくまで、親がはやくに亡くなった場合に
せめて教育費分は死亡保険金で残してあげたい、というものです。
これもやはり家族によって異なります。
すでに教育費は現金で用意できている、という場合は必要ないでしょう。
3.死亡整理資金
よく「お葬式代」といいますね。
これも上の教育費と同じで、お葬式代を現金で用意できている、という場合は必要ないと考えることも答えもかもしれません。
お葬式の在り方もだいぶ変わっていますから、
時代の移り変わりとともに何とも言えない部分もありそうです。
また、相続対策として死亡整理資金を検討する場合もあります。
相続税がかかるのかどうか?ということを確認したうえで、
納税資金を死亡保険金で準備してあげる、というものです。
都内や都市部に不動産をもっている、
現金をもっている、
そんな方は一度相続税のシミュレーションを行ったほうが吉です。
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さて、この3つの目的について。
必要だと感じた・考えた場合はもうすぐゴールです。
いくら?いつまで?
死亡保障を目的別にいくら?いつまで?あれば十分か??
これを検討すればそれが答えです。
詳しくはまた行います。
次が最後の④貯蓄 になります!